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おとなのおとぎばなし

CATEGORY PAGE: ・掌で転がされた彼

掌で転がされた彼(11111ヒット記念SS)

久しぶりに短編SSを公開いたします。今回はコメディです。お話は↓↓こちら↓↓から『西門総二郎講演会』このビラがいつのまにか出来上がっていたことが全ての始まりだった。邸の客間と会館にデカデカと貼られていた。西門の広報がそんな講演会なんていう仕事を受けたため、俺は夏休みの間中、全国の高校の講演会に行かされることになった。ちょっと待て!今年の夏休みは牧野と二人で海外に行く予定だったんだ。日本だといろいろと制限...

掌で転がされた彼  総二郎君の受難①

夏休みにひと月ほど全国の高校に講演会に行った。・・・といっても回れるところは限られてる。広報が計画した全国主要都市の講演会に行った。行くたびになぜか父兄は参加できない筈なのに『父兄席』が設けられているわ何か今回の講演に対する質問はありませんか?という広報の質問に「お茶をするときの(立てると言えよっ)手はどんな手ですか?」とか言って、西門流の次期家元には触れないという話だったのに手を合わせていきやが...

掌で転がされた彼  総二郎君の受難➁

家元の代わりに行った茶会は大盛況だった。そしてその茶会の様子を取材させてほしいと、テレビ局や出版社から取材の申し込みが来た。広報は、これも西門流を今まで以上に認知させるいい機会だとすべての取材を受けてしまったために、俺は休みなく働いていた。家元の代わりに行った茶会が終わると家元夫人は俺の頑張りを認めてなのか・・・牧野を俺の専属の秘書に付けてくれた。ずっと俺の専属の秘書にしてくれてと話していたので俺...