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おとなのおとぎばなし

ARCHIVE PAGE: 2015年11月

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小さな恋のメロディ #45

町田コーポレーション主催の『紅葉の会』がついに開催された。俺が必要なのは顔合わせまでだから、その後の打ち合わせは、西門の秘書と町田側の関係者で話を進めてきた。最後まで、俺と町田側でもめた半東を、牧野にすることができた。牧野を半東にするとすごく俺が動きやすい。事前に細かい打ち合わせをしなくても、俺が動きやすいように牧野が動いてくれる。周りから見ていてもそれは感じとれるらしく「あの二人はとても息があっ...

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小さな恋のメロディ #43

はじめて二人で夜を明かしたあの日のつくしちゃんサイドのお話が2話続きます。↓↓こちらから↓↓「続きは夜な」そんな心臓に悪い言葉を残して、仕事に行った西門さん。まさか冗談だよねとなるべくそのことを考えないようにして、おばさまから頼まれたお使いに行って帰ってくるとお仕事の終わった西門さんとすれ違う。そのすれ違いざま「飯でもいかねーか」と声をかけられた。すれ違いざまの西門さんを見て、さっきのキスを思い出して...

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小さな恋のメロディ #42

首筋に唇を這わせ、赤い標をつけるきめの細かい白い肌に赤い標がきれいに映えて、それが俺をますます煽らせた。服を脱がせてきめの細かい白い肌に触れると「ひゃっ・・・」と、びっくりしたような声を出してくる。そのまま触れていると、俺の触れているとことにそっと手を重ねて「・・・見ないで・・・恥ずかしい」そんなことを言ってくる思わずクスッと笑ってしまった俺は部屋の電気を消して、ベッドサイドのライトだけにした。「...

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小さな恋のメロディ #41

「続きは夜な」そういって名残惜しく牧野から離れ仕事に向かう。恥ずかしそうに「・・・総・・・」って呼んだ牧野を思い出してはにやけそうになっていた。いや、おそらくにやけていたんだろう。教えていた間中、様子を伺うように弟子が俺をみていたから・・・せっかくお互い思いが通じたんだ。飯でも誘って二人でまったりした時間をすごすか。そんなことをおもって牧野に「飯でもいかねーか」って声をかけると恥ずかしそうにしてる...

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小さな恋のメロディ #40

部屋は2LDKのかわいらしい部屋だった。さすがに居住者が女性だけな部屋らしく流し台やお風呂は淡いピンク色だった。部屋を見せてもらって可愛いなぁとは思ったけど、私には似合わない。私はこんなにかわいい女じゃないし・・・。一緒に来ていた西門さんは部屋の広さなどをいろいろと和洋さんに聞いていた。「ここは防犯はどうなっているんですか?」「コンシェルジュは・・・」など、私が気にしないようなところを聞き、「こに牧野...

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小さな恋のメロディ #39

総二郎が一緒に来るというのを結局伝えられないまま日々が過ぎ、和洋と約束していた日になった。待ち合わせている場所につくと、そこには和洋だけでなく遥も一緒にいたのだ。和洋は総二郎が一緒に来たことに一瞬驚きの表情を見せるが、すぐにいつも通りの表情になると「これはこれは若宗匠もご一緒とは・・・。遥さんが今回ぜひ同席したいと言っていたのは、若宗匠が来るのが分かっていたからなのでしょうかね」そんな風に言う和洋...

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小さな恋のメロディ #38

お邸について、車が止まる。西門さんがドアを開けてくれるけど、私はさっきのキスのドキドキがまだ収まってなかった。私が恥ずかしくて目を合わせられないでいる事にクスッと笑った西門さんは「降りないのか?」そういって私を抱きかかえる。「・・・えっ、あのっ、・・・ちょっと、私ちゃんと歩けるよ」そんな私の言葉なんて聞こえないように抱きかかえて邸の中へ入っていく。お邸で働く使用人の人たちも、私を抱きかかえた西門さ...

テーマパーク

優紀と学生時代に一度だけ行ったテーマパークウチは貧乏だったから、テーマパークなんて、しょっちゅう行けるわけじゃなかった。子供が幼稚園などに通うようになると、お友達のお家でどこに行ったとかあそこに行ったとかという話が出るようで、ある日、食事の準備を手伝っていた私に娘が話しかけてきた。「ママ、ディズニーランドってどんなところ?」と幼稚園に行き始めた娘が聞いてきた。「ディズニーランド?楽しいわよ。いろん...

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小さな恋のメロディ #37

真っ赤になった牧野の顔をジーッと見ていた俺はそのあと牧野が発した言葉に思わず笑っちまった。「大切な車に私を乗せてくれた意味だよね?友達として私が大切って事?」などと言いやがる。普段は頑固なだけの牧野だが、こと恋愛が絡むとその頑固さに素直じゃねーとこがプラスされる。牧野の顔が真っ赤になっていくのを見て俺は、はっきり牧野が俺の気持ちを自覚した事が分かったんだけどな。「友達としてってとこは少し違うけど、...