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in ・虹色の恋-LoveStory【完結】

虹色の恋-LoveStory #171

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俺は玲子さんが前に進もうとしていると聞いて、3年間一応婚約者と言う立場でいながら何もしてやれなかった事を思っていると

「ですから、総二郎さんが牧野さんと再会したから、婚約を解消したんじゃないんですわ。自分で考えて決めましたの。私はね牧野さんに出会えて感謝しておりますの。
このまま流されて心を封印して生きて行かなくていいんですもの。

お約束してくださる?
必ず牧野さんと梨花ちゃんと幸せになってくださるって」
そう言ってくれた玲子さんに
「もちろんです。玲子さんも何か困ったことがあったらいつでも連絡して来てください。
西門の家でも協力できることはさせていただきますので・・」
俺がそう伝えると

「わかりましたわ。その時は頼らせていただきますわ。
そうそう、この後その件で人と会わなければならないので、そろそろこの話は終わりにしましょうか
総二郎さんも、牧野さんがお待ちなのでしょう?お待たせしてはまたいろいろと余計な心配をされますわね」
そう言って俺に向かって笑いかける

そして玲子さんは外に竹田家からの迎えの車を待たせているところへ向かうため、俺と並んで歩いている。
車まで見送りに行った俺に
「そう言えば、広田さんから伺いましたけど、梨花ちゃんは総二郎さんが父親だとわかっていらっしゃるそうですわよ」
そう言われたので
「えっ?」
と聞き返すと、
「この間広田さんからお電話を頂きましてね。「梨花この間泊りに来た時に「総ちゃんって梨花のパパなんでしょ?」って聞いてきたよ」って言ってましたわ。」
それだけ言うと車に乗り込んで俺に頭を下げる。

俺は玲子さんを見送るのに頭を下げながらも、最後の玲子さんの一言が頭から離れないまま、
牧野が待っている車に向かっていたのだった。



半年ほどして俺も家元に言われていた条件をクリアして牧野が東京に新たに店舗を見に行ったりと忙しているころに
東京の西門流では、次期家元の結婚についての話が本格化するだろうとささやかれるようになっていた。

そして、それはメディアや写真誌も知れ渡ることとなる。
東京の西門流に連日取材の申し込みが入っているようだった。

だが、それは何年も婚約していた西門流次期家元がついに結婚かという事でこぞって取材に来ていたようだった。
西門流の次期家元の結婚相手が玲子さんではなく別の人間だという事が知れ渡るまでには
長い年月を要することはなかった。


そのお影で連日、写真誌やメディアはこぞってこの話題を取り上げた。

東京でこの話題で連日騒がれてはいるが、俺達はまだ関西に滞在しているために
牧野と梨花ちゃんが取材の人間におわれるという事が無く毎日を送れているのだった。






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