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in ・家族改造計画

家族改造計画 1章-7

-2 COMMENT
日本とNYで遠距離恋愛をしていた司と牧野は、定期的に連絡を取っていたはずなのに・・・
連絡が途絶えたころ、NYでは、道明寺HDの株価が落ちていた。
その理由は、道明寺HDが新規参入した事業についてだった。

新規参入した分野は成功すれば日本では今までにない売り上げをあげることができるだろう。
ずっと外国からの輸入に頼りきりの世界だったから。

今の道明寺HDには道明寺楓社長中心の組織と、外資企業での実績を買われヘッドハンティングされた専務を中心とした外部から移って来た実力者たちでできている組織とがある。

そのやり方は、道明寺司を後継者にしたい社長中心の組織と、実力と売り上げをあげられるものなら血のつながりなど求めない外部からの組織とが対立していた。


そして道明寺社長は会社の社運をかけて、司に新規参入した分野について一任していた。
それが面白くないのは外部の組織から上がってきた役員たちだ。

実力もないのに親が社長というだけで副社長という役職に付き、手腕を振るう。
それを良しとしない外部からの役員たちは、司を追い落とすために、社長と司に自分たちのやり方を通してもらうために、まだ経営経験の少ない司を罠にかける。

新規参入した石油エネルギー関係は、もともとヘッドハンティングされた専務が働いていた仕事が間に入ってくれることになっている。
この事業に初めて参入する道明寺HDからしたらありがたい専務からの申し出だった。
司は将来自分が経営するにあたり、この専務たちともうまくやらなければならないからと、専務の申し出を快く受け入れ、その会社と協力関係を持っていろいろと教えてもらいながら、売り上げをあげていた。

司がこの事業に力を入れる理由は、この件で社長以下専務たちの提示する条件をクリアすれば、牧野つくしの戸を認めるとの条件が付けられていた。それは期限も決められていた。
1年で道明寺HDの売り上げの1/10にあたる売り上げをあげればという事で条件を付けていた。

司はそのために少しでも早く結果を出そうと、専務が昔働いていた会社からアドバイザーを迎えた。
その人の話を受け入れながら仕事をしていた司だったが、
いつまでたっても売り上げが伸びない。
「なぜだ?お前の言う通りの事をやっているのに」
思わずそんな言葉が出る。

「そうは言われましても、すぐに結果が出る分野ではございませんので・・・」
道明寺HDとしてもこの業界に参入をしたことがないので強く言えるわけもない。

そんな状況で連日道明寺社長や専務たち役員から、新規参入の件について聞かれた司はイライラを募らせ、NYに来てから飲むことのなかった酒を近くのバーで煽っていた。
だいぶハイペースで飲んでいた司はその店に来ていた客の一人に財布をすられていたことにさえ気がついていなかった。

司が酒を煽ってとりあえず今日は帰って寝ちまおうと思い会計を済ませようとすると、
財布をすられていることに気がつく

司はフラット入った店で、ただ飲みたかっただけだったので,いつものようにカードなどは持たず、いくらかの現金だけを持ってきていただけだった。
その財布をすられたとなると、家に電話して誰かに持ってこさせないといけないだろうか?

隣りで友人と飲んでいた女が、
「この人の分も会計して・・」
そういってカードを出す。

店の外に出ると、その女は
「ごめんなさい。余計なことして・・・でもあなた、早く帰りたそうだったから・・・」
「申し訳ない。立て替えてもらった金は渡す。」
「後ででいいわよ。別に急いでないし、どこに取りにいけばいいかもわからないし」
「いや、借りは作りたくねーから今渡す。一緒に来てくれ」

そうして司はその女をとありえず邸に連れていく。
「ココで少し待っててくれ」
そういって金を取りに行って戻ってきた司はその女に立て替えてもらった金を渡す。
女はそれを受けとると
「ねぇ、なんであんなハイピッチで飲んでたの?あんなんじゃ体壊しちゃうわよ」
「お前には関係ねーよ」
愛想無くそう答える司にズバっと。
「・・・ふーん。仕事で行き詰ってるんだ」
そういうと
「確かにそうゆう時は飲んだ方がいいもんね」
「じゃあ私も付きあってあげる。一人で飲むんじゃつまんないでしょ?」
そういうと女は使用人に酒を運ばせて司の向かいで飲みはじめた。

*********************
翌朝
司に仕事の件で用があって邸を訪れていた専務が、いつまでも司が現れないので使用人に部屋に案内させると
若い女と同じベッドで眠る司を目にする。

「副社長!!!」
驚きのあまり専務が大きな声で司の名前を呼ぶ。

司はその声に驚いて目を覚ます。
ガンガンしてボーッとする頭を抱え、人の気配がする隣りを見ると昨日の女が裸で眠っていた。

司が体を起こしたことで女の顔が見れた専務は
「紫!?」
と声をかける専務。
その大きな声に女は目を覚ますと
「・・・お父様?」
とだけ言葉を発する。



それが道明寺社長の耳に入り、司と紫の婚約が決まったのだった。

******************************
嵌められた司くんです。

この時には関係は持ってない・・・ハズです。
つくしちゃんはこうゆうことは許せない子ですから・・・

だから司くんも言い出せなかったんですね。
このことをはやく解決したかったのに、
大人の力には叶わない。

専務と紫さんに嵌められてちょっとかわいそうな司くん
(ごめんね司くん。でもウチでは総ちゃんとくっついてもらうためだからしょうがない・・・よね)
楓社長も専務の娘と結婚すれば、専務が全面的にバックアップしてくれると期待してるワケで・・・

大人の事情と思惑って怖いですね
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- 2 Comments

miumiu:『姫』  

花サマ

そうそう。あとの事は総ちゃんに任せてって感じですよね(笑)

2016/09/02 (Fri) 22:39 | EDIT | REPLY |   

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2016/09/01 (Thu) 15:13 | EDIT | REPLY |   

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