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in ・家族改造計画

家族改造計画 4章-1

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牧野と一緒に園田ホールディングスに行くのは2週に一度だった。
俺が他県へ行ってることもあるので行きは牧野とは一緒に行くことができない事もあった。

その日は俺も仕事がなくて、牧野の職場まで迎えに行くと、
俺の止めた車の反対の通りに黒塗りの車が止められていた。

この場所はハッキリ言えば、バスで来る人は多いが、自分の車でしかも運転手付きの車で
ココに来る人というのは西門の関係者か、その関係者に案内されてくる人くらいだろう。

ウチの車ではない黒塗りの車が止まってる。
一体誰だ・・・?
と思っていると資料館の方から出てくる人がいる。

誰だ・・・?と思ってみていると
それは牧野と園田大樹だった。


園田が牧野を自分の車に乗せている。
そしてそのまま車が走り出した。

そう言えば・・・牧野が言っていたのを思いだしていた。



牧野に稽古をつけているとき
「あのね。最近園田さんのお稽古に行ってるじゃない。
いつもね、大樹さんが職場まで迎えに来てくれるのよ

わざわざ会社を抜けて迎えに来て、また終わるころに送っていくっていうから
それは、お仕事が捗らなくなってしまうので大丈夫ですってお伝えしてるんだけど
「僕が好きでやってる事だし、仕事は他の時にちゃんとやってるから大丈夫だよ」
って言ってるのよ」

そういって困った顔をしていたのを思いだしていた。

牧野の性格上、自分のせいで相手の生活スタイルを乱させることを嫌うから、それで困った顔をしていたんだろう。

そのあとすぐの稽古のときは園田が海外に出張に行っていたらしく本人が迎えにくることはなかったが、園田の家の車が牧野の仕事場に迎えには来ているようだった。


俺は、稽古場で合流することがおおいのだが・・・
牧野の様子だと何度も断っているのだが、運転手も
「いえ。大樹様よりそのように仰せつかっておりますので・・・」
そういって車で園田の会社まで送ってくれる。

牧野が申し訳なさそうにしていると、
稽古に来ている女性から
「牧野さんは、ウチの専務の恋人なんですか?」
などと聞かれていた。

牧野は慌てて顔の前で手を振り
「違いますよっ」
って言っている。

牧野にそう聞いた女性は、
「そうですよね。牧野さんには若宗匠という素敵な恋人がいらっしゃいますもんね」
そういってニコニコ笑っている。

牧野はその言葉を聞いて一瞬びっくりした顔をすると
「そんな事はいっちゃだめですよ。
私が若宗匠の恋人なんてあるわけないじゃないですか。

若宗匠のもとには素敵な女性がとつがれると思います。」
そういって女性に笑顔をみせていた。

俺は其の牧野の横顔をチラッと見ると、
牧野は屈託ない笑顔で笑っている。


つくしは稽古に来ている女性から話し掛けられて、笑顔で対応していた。
その女性から
「牧野さんは、ウチの専務の恋人なんですか?」
と聞かれた

そんな・・・園田さんとは、会社に送っていただいたりしているだけで、
恋人なんかじゃないし・・・
今は恋人なんか作りたくない。

またあんな思いをするのはいやだった。

私は西門さんについて行ってるだけで、西門流の関係者として大事にしてくれてるのだろう
だから稽古に来る途中で何かないように迎えに来てださってるだけだろうし・・・
そんな事を思いながら、
園田さんがこいびとではないというと
その方は、やっぱり総よねという顔をしたあと
「そうですよね。牧野さんには若宗匠という素敵な恋人がいらっしゃいますもんね」

そう言われたときに私は、返す言葉に困ってしまっていた。




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