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in ・家族改造計画

家族改造計画 4章-3

-2 COMMENT
西門さんが彼氏なんて言われたから、普段なら意識しないのにすっごく意識しちゃってる自分がいた。
だからなのかなぁ?いつもなら気にしない西門さんの動きの一挙手一投足に目がいってしまう。

・・・落ちついて、落ち着くのよ。
心の中でそう自分に言い聞かせる。

西門さんは大事なお友達・・・とっても頼りになるお友達・・・なんだから
いつも通り、いつも通り・・・そう思いながらも目線を外すことができずにいた。

西門さんが稽古をつけている大事な時間なんだから集中しなきゃ・・・。
そんな事を思っていると、

茶室の襖をあけて、静かに大樹さんが入って来た。
手をついて静かに茶室に入る。その立ち居振る舞いはとてもきれいなものだった。

お稽古に来ている何人かの女性の方は、大樹さんの立ち居振る舞いにうっとりしてる人もいた。
おそらく世間一般的に考えれば、大樹さんも凄くカッコよくてスマートな、女性の扱いを知った人なのだろう。

そんな事を思っていると西門さんが、大樹さんに声をかける。
「お疲れ様でございます。九州まで出張だったと伺いました。お疲れではありませんか?」
そんな他愛ない挨拶に、大樹さんも丁寧に応対していた。

その二人の会話に集中していたら、さっきまでの気持ちが落ち着いてきた。
急にあんなことを言われたから少し意識しちゃっただけなんだと思ったのだった。
そうだよ。頼りになる友人に恋愛感情をもつなんて・・・あるわけないよね。

そんな事を思いながら稽古をしていた。



そして、稽古も終わり帰り支度をして、西門さんの後をついて帰ろうと車に向かう。

私は乗り込む寸前で、忘れ物をしたことに気がついたため、
会社の入り口まで私たちの見送りにと送ってくれた大樹さんと忘れ物を取りに戻る。


大樹さんが茶室の外で待っていてくれるというので私は忘れ物を取りに中に入ると、
その中にはすごくきれいな女性が座っていた。

「すいません。失礼いたします」
その女性の邪魔をしないようにと思い、小さな声で挨拶だけをする。
この人は、今日習ったことを復習しているのだろうか?
とても熱心な人なんだなぁとそんな事を思う。

その女性の邪魔にならないようになるべく音を立てずに、女性の座っている後ろを通り過ぎる

そして部屋から出ようとすると、
「牧野さん・・・」
と声をかけられる。

何か今日習った件で聞きたいことがあるのだろうか?と思いながら
「はい。なんでしょう?」
そうつくしが返事をすると、
その女はつくしを敵意を向けた目で見る。
女はつくし向かって
「あなた。次期家元だけじゃなくて、専務にまで手を出すなんてどれだけ節操がないの?」
そう聞いてきた。
女のその声は酷く冷たい声だった。

そしてその女はつくしを卑しいものを見るかのような目で見て、
「あなたお金持ちの男性を見るとすり寄っていくんですってね?」

いきなりそんなことを言われて訳が分からないつくしは
「・・・えっ?誰がそんな・・・」
とだけしか答えられずにいると、

「うちの職場に、英徳出身の子がいるのよ。その子がね言っていたわ。
今回の事も、牧野つくしが西門の次期家元にすり寄って自分も行きたいって言ったんだろうって
英徳の高等部の時から、牧野つくしはF4を手玉に取って、自分の言う事を聞かせていたって・・・。
F4の皆様がそれぞれに、自分たちにとって条件のいい伴侶を見つけれらたら、
あんたは相手にしてもらえなくなるから、その前に、お金持ちの男を物色しに来たに違いない。
って、そう言っていたわよ。」

つくしは、今日はじめて言葉を交わしたこの女性から、
なぜこんな風に敵意を向けた目で見られなければならないのかが分からなかった。

ただ、いくら普段は鈍感と言われるつくしでも、その女がつくしに向ける目は、
明らかにつくしを侮蔑し、敵意を向けているというのだけは分かる。

「あ、あの~」
つくしがその女性に何かを言おうと声をかけるが

「あなたあまりあの方たちとベタベタしないでちょうだい。
どうせあんたなんかどれだけ頑張ったって、あの方たちは家同士のつながりの深い私達の様な女性と一緒になる運命なんだから下手な悪あがきはやめなさいよ」
そういうとその女性は、茶室から去って行った。


つくしは何がなんだかわけもわからず、ただ涙が溢れてきていた。

つくしが忘れ物を取りに茶室に入っていきなかなか帰ってこないのを心配し、なかの様子を見に行こうかと思っていると、つくしより先にいた女性が出てきた。
「佐絵子さん・・・?」
自分のところの秘書室の村瀬佐絵子が、不機嫌な顔をして出てきたのを見て、大樹は嫌な感じを受けた。
つくしが何か言われたのかもしれないと茶室をあけると、
そこにはペタンと座りこみ声も立てずに涙を流しているつくしがいた。



***********************
うわっ。
なんか厚化粧で怖そうなおねえさまがでてきたよ。

ちょっと大樹君ちゃんと自分のところの秘書課教育しておいて~~~ヽ(`Д´)ノ


そして、明日はいただいたお話の公開ですよ~~~
12時に公開しますのでお楽しみに~~~。
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- 2 Comments

miumiu:『姫』  

えみりんさま

いやですねぇ。

厚化粧(決めつけ(爆笑))のこわいお姉さんと、ならんで変なことを吹き込んだひとには、公開処刑になってもらおうかな(笑)

なんて思う私でしたが、

・・・大樹くん。
ここで少し調子に乗るのか?(笑)

2016/09/21 (Wed) 12:40 | EDIT | REPLY |   

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2016/09/20 (Tue) 22:41 | EDIT | REPLY |   

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