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in ・家族改造計画

家族改造計画 5章-3

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お互いの事を話す時に、呼びにくいのか自然に
つくしちゃんと大樹さんと呼ぶようになっていた。
大樹さんが連れて行ってくださる食事はいつもセンスのいい所だった。
車で移動してるときも、いろいろと話を聞いてくださったりするので、
私は自然といろいろと話していた。

学生時代の西門さんの事、バイトの時の話とかいろいろと話をした。
どんなことを話してもニコニコと話を聞いてくれている。

そんな風に大樹さんと出かけることが多くなっていた私たちは
職場の人たちから付き合ってると言われるようになっていた。

私がまだ、あの告白の答えをハッキリと答えないまま、友達として付きあっていた。
私は、好きだ嫌いだを考えたくなくてズルズルと答えを伸ばしている。

*********************

久しぶりに牧野の仕事場に行ってみた。

そこでいろいろと話していたら
「つくしちゃん今日も彼氏が迎えに来てたわね」
「一緒にお食事ですってよ」
「いいわね~。スマートなイケメンだったものね」
そういう言葉が俺の耳に入って来た。

牧野に彼氏???
その周りの話は俺を落ち着かない気持ちにさせた。

「牧野さんのところに最近誰か迎えにくるの?」
そう聞くと、俺に気がついて赤くなった職員が
「えっ、えぇ。たまにこちらに来たことのある方が、今日一緒に食事するんだって嬉しそうにいらっしゃいましたよ」

園田さんか・・・。
その話を聞いてそう思う。
園田さんは牧野を気に入ってるっぽかった。

牧野も最近いろいろと出かけてることが多いようで、
コッチに帰ってきた類が牧野と時間が合わせられないって言ってたのを思いだした。

俺達と出かけるのは色々と理由をつけて断るのに園田さんと出かけるのは断らないのか?

そう思うと俺は何とも言えずにイライラした気持ちを持ったのだった。


*********************

「・・・でね。その時に西門さんがね・・・」
「へぇ~若宗匠にそんなところがあるんだね」
「そうなんです。まったくお前は平成の光源氏かって話ですよね」

そんなたわいもない話から
「お茶をたてる西門さんの姿は、チャラチャラした時とは別人で・・・」
「若宗匠がお茶をたててる姿は、女性なら惚れる人が多いらしよ。つくしちゃんもかっこいいって思うんじゃない?」
「まっさかぁ。チャラチャラした西門さんを知ってるほうとしては・・・ナイナイ」
そうゆう話もしたし、

「西門さんがいつも着付けてくれてたんだけど、女性だしいつまでも総二郎さんじゃはずかしいでしょうって、
家元夫人が教えてくださることになったの」
「それで終わるとよく女性二人で食事に行くんだね」
「そう。おばさますてきなおみせたくさんしってるのよ」
などという話までつくしは園田にしていた。

つくしとしては友人に話すだけの感覚で話しているのだろうが、
園田はつくしが話すのを聞いてあることを確信していた。

つくしは気がついていないのか、その現実から目を背けているだけなのか。

つくしは総二郎の話題ばかりを園田にしていた。
そしてその話をしてるつくしの表情が、とってもやわらかかった。

おそらくつくしちゃんは若宗匠が好きなのだろう。
あの家の事を考えてつくしちゃんは言わないのか。
それとも若宗匠に別に好きな相手がいるのか?

あれだけ思いがあふれ出ていればお互い気がつきそうなものなのだが・・・
なぜ気がつかないのだろう。

つくしの話を聞きながらそんな事を思っていると
つくしが神妙な表情をして
「大樹さん。私がおばさまからお稽古をつけてもらっているのは、西門さんには言わないでね。
「どうしてですか?」
そう聞いた私につくしちゃんは、

西門さん、まだお母さんと仲良くなってないから・・・




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