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in ・家族改造計画

家族改造計画 5章-8

-2 COMMENT
西門さんの結婚相手が決まってると言われても
つくしは、ただ西門さんにお茶を教えてもらっているだけなので
なぜそんな風に言われるんだろうと思っていた。

邪魔っていってたよねぇ
そんな事を思いながら、立花さんを見ると、
笑顔で来客の方と話している。


もしかしたら立花さんは私に言ってくださっただけで、言わずにそう思ってる人もたくさんいるのかも
しれない。

そんな事を思っていた。

色々な人に囲まれて、笑顔でその対応をしている西門さんから光がさしてるように見えた。
ホントに選ばれて輝かしい人っていうのは、この人の事をいうのかもしれない

その光景を見ていると思うのは、
私は西門さんと同じ場所に立っていい人じゃないんだという事だった。

西門さんがお茶を教えてくれるといった時に断るべきだったのかもしれない・・・なんて事を思っていた。

稽古に行かないと西門さんに余計な心配をさせるから、稽古にはきちんと行くようにしていた。

それからのつくしは総二郎と二人きりになるような用事を頼まれると、いろいろな理由をつけて断っていた。
試写会の話を聞いた時もつくしは用事があると断っていた。

つくしは園田から誘いを受けていた食事に来ていた。
いつも以上にボーッてとしているつくしに、園田が声をかける。

「どうしたんですか?心ここにあらずという感じですよ」
そう言ってつくしの顔を覗き込む園田。

つくしはハッとした顔を園田に向ける
「・・・えっ?あっ、ごめんなさい。ボーっとしてた」
そういって園田に笑顔をみせる。

その笑顔がいつもの輝くような笑顔ではなかったので、
思わず訪ねてしまう。
「いつもなら最近の事をもっと話してくださるのに、何か考え込んでるようですよ」
そういってつくしの小さな表情も見逃さないように、つくしを見つめる。
そういってつくしの中のわだかまりをほぐそうとするが、つくしはまたすぐにもの思いにふけっていた。

「今日はもう帰りましょう」
そういってつくしを送っていこうと車までエスコートしていると
斜め向かいの大きなホテルにカメラを持った取材の人がたくさんいた。

あぁ、試写会が今日だったと思い出す。
つくしも斜め向かいのホテルにカメラを持った人々の奥に総二郎を見つける

「あっ」
その言葉を発してすぐにつくしが息をのんでだまりこくる。

僕もつくしちゃんが見つめていた方向を見ると
西門総二郎が、スレンダーな美しい女性を連れエスコートしていた。


その姿を見たつくしは体の向きを変えると別の出口へ向かおうとする

やっぱり西門さんには家が決めた婚約者がいるんだ。
そんな事が頭の中をグルグルと巡っていた。

***************
「悪い。映見お前しか頼めるやつがいねーんだ」
そういって電話を入れると
「あら、今回はどんなことを言われたわけ?」
映見は総二郎にそんな風に尋ねるが、答えは聞かなくてもわかっていた。

「ねぇ。私は行ってもいいけど、代わりにといっちゃなんだけど頼みたいことがあるのよ?」
「頼みたいこと?」
「そう。祥一郎さんの近況を教えてほしいのと、暗黙で私たちが将来結婚するみたいになってる話を
キチンと訂正してほしいの」
映見はそう言ってきた

「祥一郎さんがいいって言ってるのになんで・・・なんで総二郎と結婚することにされてるわけ?
大体、総二郎は祥一郎さんみたいな努力家じゃないくせに何でもこなせるしさ。
祥一郎さんみたいに誠実じゃないじゃないの。
祥一郎さんが西門の家を出て行ったことで、父様は西門流の跡を取る人間なら誰でもいいとばかりに
総二郎との婚約を整わせたいとか言ってきたじゃないの。

私は、西門の後継者なら誰でもいいんじゃない。私は祥一郎さんだけが好きなの。
小さい頃総二郎もいる前で約束した通りに
祥一郎さんと一緒になりたいの」

俺は小さい頃、よく稽古を家元につけられている兄貴を見ながら、はじめ兄貴と映見と俺の三人で
遊んでいたのが、映見と俺だけになった。


だんだん兄貴は俺たちと遊ぶ時間が作れなくなっていた。
そんな時は映見と二人で味見と称して兄貴のいる和室に顔を出した。

兄貴は俺達を見て、笑顔を見せていた。
兄貴も映見もお互い好きあっていたのに・・・

なぜこんなことになってるのか・・・?
映見も兄貴の傍にいるために色々と勉強中だ。

俺は今回立花さんに映見との婚約などの話はなしにしてほしいというために
立花さんと会う時間を作ってもらったのだった。




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- 2 Comments

miumiu:『姫』  

花サマ

お返事遅くなってすいません

フフフ
攻めてますよね~園田さん。

2016/10/12 (Wed) 22:56 | EDIT | REPLY |   

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2016/10/10 (Mon) 06:37 | EDIT | REPLY |   

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