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in ・家族改造計画

家族改造計画 6章-2

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連載のお話をしばらくあけてしまってすいません。
本日は6章-1の続きからお送りいたします。
      ↑ここをクリックすると前回のお話に戻ります。


園田は、コーヒーをひと口、口に含むと、静かに話し始める

「僕は、つくしちゃんと色々な所に行きましたよ。

つくしちゃんがどんなものが好きか?どんなところに行きたいと思っているのかを知りたくて、
つくしちゃんの行きたいとことに行きました。

つくしちゃんの部屋の近くの大きな市民公園や、駅の中の大きなデパート、
少し遠出して植物園や映画館、美術館などいろいろなところに行きました。

つくしちゃんと一緒に公園に行ったときは、つくしちゃんが朝早起きをしてお弁当を作ってくれたり、
駅の大きなデパートに行ったときは、地下で食材を買って、つくしちゃんが手早く料理を作ってくれたりしました。

いつも出入りの業者さんに来てもらってる僕としてはつくしちゃんの手料理は凄く新鮮でした。


僕はつくしちゃんと一緒にいられればそれでよかったんですが、
つくしちゃんと一緒にいて分かったことは、僕ではなくあなたにいつも一緒にいてほしいんだろうと感じました。
僕がなぜそう感じたかわかりますか?」

そこまで話した園田さんは、俺をジーッと見てくると、そこで言葉を止める。


俺は表情を崩さないようにしながらも、園田さんと一緒に色々な所に出かけているだろう牧野の姿が想像できた。

きっといろいろな表情を園田さんに見せているんだろう。
俺が見たことないような表情を・・・たくさん・・・。

そう思いながら
「・・・いえ、それは俺が分かることではないと思いますが・・・」

俺がそう答えると
「・・・わからないですか?
つくしちゃんはね。いつもあなたの事を話してるんですよ。

僕と一緒に公園でお弁当を食べた時も
「西門さんったらね、このウィンナーをみて
「コレなに?」ってきいたんですよ~
タコさんウィンナーを知らないっていうんだもの。
・・・って大樹さんも知らなかったんでしたっけね?」
なんて笑顔で話していたり

駅の中にあるデパートに行ったときも
「・・・フフフ」
「何ですか?」
「みんなが大樹さんを見てますよ。
大樹さんスマートでイケメンなのに、キョロキョロしてるから・・・」
「つくしちゃん。僕はいつも出入りしてる業者さんに自宅に来てもらうことが多かったので、
こんな風にいろいろなお店が一つの店舗に入ってるなんて・・・
いつもここはこんな風に人がたくさんいるんですか?」
そういって僕はキョロキョロと周りを見ていたんです

事実、その光景を見ることができて、僕はすごく勉強になりました。
ただ僕のその様子を見てつくしちゃんは
「フフフ。西門さんもこうゆうとこ来たら、きっとあちこち気になるんだろうね。
でも西門さんの場合はさ、表面上はいたってポーカーフェイスな気がしない?」
そんな事を僕に聞いてきました。


僕はその時
「そうですね。」
と笑って答えるだけだった。


つくしちゃんはF4と呼ばれる他の皆さんとも仲が良かったのに、
不思議と僕の前で話すのは西門さんの事ばかりでした。
初めは、僕が面識があるのが若宗匠だけだからなのか、と思ったりしたんですが、
つくしちゃんは、僕一緒にいても、

・・・いつも西門さん・・・
あなたの事を考えているんだと思ったんです。



僕はそれを若宗匠。あなたには言わずにいようと思いました。
僕はつくしちゃんが好きだから。

でもつくしちゃんがあなたを好きなんだろうとわかってしまったら、
好きな子には好きな人と幸せでいてほしいと思うものじゃないですか?

あなたが好きでも、つくしちゃんは西門のお家の事、関係者の事を考えたら、
決して思いを告げるようなことはしないでしょうから・・・。

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